現実を視よ 柳井正
2012.10.19
29冊目。
マイルストーンの玉井さんからなかなかの良書だよと教えて頂いた今回の1冊。
早速手にとって読んでみました。
現実を視よ - 柳井正
ご存じユニクロに代表される株式会社ファーストリテイリングの代表 柳井正氏がしたためた本書は本自体が1章、2章と分かれていて、さらに章の中に短い項目がたかさんあります。その一項目が端的にまとめられているので非常に読みやすい1冊でした。
帯にある
「この本を書くことは、一経営者としては正しい判断ではないかもしれない。だが、書かずにっはいられない。私はこの国に生まれ、この国を愛しているからである。かつてあの時代に、吉田松陰が覚えたであろう危機感を、いま私も痛烈に感じている。一人でも多くの日本人に、その危機感が伝わってほしい。そしって誇れる日本を取り戻すには何をすべきか、読者一人ひとりが考え抜いてほしい。」
確かに、あれだけ大きな企業の代表が言うにはリスクがある内容(政治や税金、日本への思いなど)が記されていますが、純粋に日本の事を真剣に考えているからこその内容。だからこそ面白みがあって読み進めるにつれわくわくしたんだと思います。
本文にあった「人の一生とは、自分の志を遂げるためにある」 と言う一言に自分自身もそうでありたいし、凄く考えさせられました。
ユニクロの商品を手に取る事はなかったけど本の内容にもあった、顧客の創造を確認すべく、今度近くのユニクロで自分なりにどんなものなのか手にとって見てみようと思う。そして柳井正氏の本をもう少し手にとって見てみようと思います。