奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録
2013.06.12
以前から読んでみたら?と勧められていた「奇跡のリンゴ」
ようやく手にとり読んでみました。
不可能と言われた無農薬でリンゴを作る。
それに挑戦した木村秋則さんの人生を作者の石川拓治氏が取材した1冊。
僕に農薬の善し悪しの知識はないのでそこにふれませんが、単純に木村秋則さんの挑戦し続ける姿勢、愚直さにただただ尊敬の念を抱く。
リンゴが実らない事で収入がなく家族も大変だったと思うし、気を使っていたとはいえ、近隣する同じ農家の方にも迷惑をかける事はあったでしょう。
それでも信念の忠実にただただ無農薬でリンゴを作りたい。
計り知れないほど苦悩や葛藤を抱きながらも突き進む力強さ。
その結果が奇跡のリンゴなんでしょうね。
もう少し本の書きようがあるような気がするのは否めないので作者、と脳科学者 茂木さんの内容は置いておいて、木村秋則さんという一人の人間の生き方にものすごく感銘を受けました。
映画も放送されるんですね。
ちょっとみたいかも。
余談ですが・・・
僕の通っていた高校では授業に田植えがあったのですが、その時はただなんとなく田植えをしただけで田植えの手順や内容を全然覚えていない。ただ記憶として田植えをしたという事を覚えているだけ。 昔、母親に「勉強できるの今だけやで!」と言われた事がありましたが、当時の僕はそんな事思うわけもなく・・・
この年になって違った意味で様々な勉強はありますが、学校での勉強や行事にもっと真摯に取り組めば良かったなと思う事がしばしばあります。
この本について
- 題名
- 奇跡のリンゴ
- サブタイトル
- 絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
- キャッチコピー
- ニュートンよりも、ライト兄弟よりも、偉大な奇跡を成し遂げた男の物語
- 出版社
- 幻冬舎
- ページ数
- 207ページ
- 発行日
- 2007年7月25日