EC-CUBE 2.11を導入テスト中
2011.05.30
リリースの案内があってからもう3カ月ほど経ち少し遅くなってしまいましたがインベントリーでもEC-CUBE2.11の試運転を始めています。
EC-CUBEはご存知の通り日本発のECサイト制作が可能で安心して利用できるオープンソースのひとつですです。
2.11のインストールに関しては大きな問題もなくスムーズに出来ました。
EC-CUBEのサイトを見ても大々的に高速化が謳われていますが現状テストサイトでは商品点数(10点)ですが2.4の事を考えると確かに快適。フロント画面も管理画面も以前のストレスは今のところ感じないので高速化に関してはあながち大げさではないように感じます。
今まで当社でEC-CUBEを使用して制作したECサイトが多々ありますが一番商品点数の多いお店で約11000点の商品を取り扱っているお店があります。EC-CUBE 2.4とサーバ側を色々とカスタマイズして高速化を実現しましたが2.11だと初期状態でどうなるかが問題です。
データベースの構造とクエリを見直すことでEC-CUBE2.4に比べ最大60倍の高速化を実現したとの事です。
その次にスマートフォンに標準対応との事。
これに関しては、今後スマートフォン市場の成長は当然と考え対応すべき事なので早い段階で手を打ってくれるのは嬉しいですね。
そして、EC-CUBE2.4ではカスタムで実装していたダウンロード販売機能
複数の配送先指定など目に見える大きな更新がEC-CUBE2.11では実現されています。
一応、約150の機能が追加されているらしいのですが、それはおいおい。
個人的に、売りたい商品があるんで問題なければこのままEC-CUBE2.11を使ってECサイトを立ち上げたいと思います。
EC-CUBE 2.11を使用して気付いた点、カスタマイズやバグ解消方法など覚書は今まで通りLABOにて公開していきますのでそちらもよろしければご覧ください。
EC-CUBE2.11と2.4では少し違いがありそうなので2.4で実装していたカスタマイズをそのまま使用してしまうとエラーが出そうな部分もあります。2.4の時と同じくかゆい所に少し届かない部分もあるのでそれも含めて気長にコードを追いかけていきたいと思います。