思考の整理学 外山滋比古
2012.11.18
33冊
この本は凄い。
僕が生まれた1983年に発売された本なのに時代のずれをさほど感じずに読めた。
そればかりか気付きが多かった。 文中には難しい漢字や単語も使われているけどそれは問題ではない。
思考の整理学 外山滋比古
情報の扱い方で、いったん忘れる事の重要性、必要のない情報、没になったアイデアは問答無用で捨てる潔さは非常に為になります。
自分の中にあるアイデアを如何に大切に温め、最高のタイミングでアウトプットする為には時間はかかろうとも気楽に気長に自分のアイデアと接するのが重要なんだなと。
本に書かれている内容で、僕自身無意識のうちに行っていた事もあってその理屈がわかる事でなるほど!と感心させられた。言葉にして伝えるのは難しいし、人それぞれ受け取り方があるから人によって嫌いな場合もあるかもしれないけど、ちょっとの読書を経験した僕が言うのもおこがましいですがこの本は良書だと言えます。
ただ、前にも書きましたがやっぱり文庫本は好きになれない。